積み重ねた歴史と実績がかなえる高い国内シェア

ブラシのハンドル作りから始まった三竹製作所は、それから135年以上の歴史の中で、産業用、工業用、一般家庭用と様々な分野のブラシを開発・製造し、数多くのお客様に提供してきました。
これまで直接・間接的に納めた取引先は3000社以上、ブラシの種類にして20万種類にも上ります。

中でもポリシャーブラシの国内消費においては、約75%のシェアを持っています。
台座から色も追う加工に至るまで、合理的な製造機械の導入や技術力・開発力の増進を進めてきた結果、他社の追随を許さず、日本国内製ポリシャーブラシの80%は、三竹製作所のOEM製品が占めるようになりました。
たとえば、あの「プリウス」「GT-R」といった車のアルミホイールを研磨しているブラシや、大手機械メーカーの純正ブラシなども、実は三竹製のブラシなのです。

三竹製作所には、お客様のご要望をしっかりと聞き、最適で高品質なブラシやサービスをお届けできる力があります。

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明治から現在まで続くものづくりの成果

「ここでしかできない」を形にする技術と対応力

長年培ってきた技術と知見で、「こんなブラシがほしい」を形にするのが私たちの使命であり喜びです。
例えば、研磨剤入りモノフィラメントという、他社では敬遠される特殊な糸があります。需要のある素材ですが、これを植毛しようとすると、機械の部品が激しく消耗するためです。三竹製作所では、その消耗を抑える対策をとり、機械の調整力を駆使することで、この糸の植毛作業を受け入れることを可能にしています。

あるいは産業用ブラシの代表格であるポリシャーブラシ。以前はポリシャーの機械からブラシを外す際に、機械をハンマーでたたいたり、蹴ったりする必要があり、機械や作業者にダメージを与えかねない作りをしていました。これを何とかするために考案・開発したのが、特許取得の「ポリシャー分割システム」です。ブラシの蓋は機械に取り付けたまま、ベースブラシを簡単に取り付けてロックすることができます。

タレットパンチングプレス機及びレーザー加工機といった工作機械に使われる、大判台座の植毛も行っています。この分野では国内主要メーカーの純正ブラシの製造も、私たちが任されています。もちろん、他社の機械の植毛も受け入れ可能です。

幅ひろいニーズに応えられる力と設備

既存の枠にとらわれず、
誰かの「困った」をすくいあげていく

お客様の望むブラシを作っているだけでは、会社は成り立っていきません。
ポジティブに安全に働ける会社、意見を言いやすい空気づくり、時には安心して休める環境、もっと技術を高めていきたいと思える職場…つまり一緒に働く仲間たちが働きやすい会社にすることも、とても大切にしています。
そうやって前を向いて仕事をすることが、より良い製品を生み出し、成果や喜びを生むという好循環を生むからです。

「人を大切にすること」の中には、従業員の家族やその周りの人々、その先にいる大勢の「誰か」も含まれます。だから時には「ブラシ作り」という枠組みを超えて、人々の日常生活におけるちょっとした不便や困りごとを解消することを目指しています。
その想いが給与・勤怠システム「Tema-irA-Z」や「児童バス見守りサービス」といった新しいサービスを生み出しました。